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02太陽 

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7. 望遠鏡が無くてもできる太陽の観察

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8. コロナへの質量放出CME

(1)比較的大規模なCMEへもどる

(2)大きなフィラメントが崩壊するときに生じるCMEへ戻る

(3)彗星が太陽に衝突して起きるCMEへ戻る

(4)フレアの発生で生じるCME

@位置、方向の不一致へ戻る

 

Aフレアが連続した時の例

太陽の活動が9年〜14年位の周期変動を繰り返していますが、

太陽の活動が盛んな時期に何が起きるかを見ていただくことにします。

2013/10/202013/11/25の間の1か月余りの期間にMクラス、Xクラスのフレアが

次々に発生しました。SolarSoft Latest Events Archiveのフレアの記録を見ると、毎日のようにXクラスのフレアが1〜2回、Mクラスのフレアは数回から10回余り記録されています。

特に著しい1027日前後数日の様子を振り返っておきましょう。

 

 次の表は、時系列の上下が逆になっていますが、右端の2列に注目してみてください。いたことが分かります。SolarSoft Latest Events Archive

Snapshot Time

First Event

Last Event

Number of Event

Largest Event

#B

#C

#M

#X

31-Oct-2013 23:21

2013/10/26 13:21

2013/10/31 22:21

45

X2.3 @ 2013/10/29 21:54:00

1

31

11

2

30-Oct-2013 23:21

2013/10/26 08:46

2013/10/30 19:55

45

X2.3 @ 2013/10/29 21:54:00

1

30

12

2

29-Oct-2013 23:23

2013/10/26 03:07

2013/10/29 21:54

45

X2.3 @ 2013/10/29 21:54:00

0

30

13

2

28-Oct-2013 23:21

2013/10/25 15:03

2013/10/28 20:57

45

X2.1 @ 2013/10/25 15:03:00

0

27

16

2

27-Oct-2013 23:21

2013/10/24 22:10

2013/10/27 17:53

45

X2.1 @ 2013/10/25 15:03:00

0

31

12

2

26-Oct-2013 22:41

2013/10/24 10:09

2013/10/26 19:53

45

X2.1 @ 2013/10/25 15:03:00

0

30

13

2

25-Oct-2013 23:19

2013/10/22 13:30

2013/10/25 20:58

45

X2.1 @ 2013/10/25 15:03:00

0

30

13

2

24-Oct-2013 23:20

2013/10/21 22:46

2013/10/24 22:10

45

M9.3 @ 2013/10/24 00:30:00

0

36

9

0

 

 

この時期の光球面のNDフィルターの写真では、以下のように、次々に黒点群が

通過していきました。

2013/11/2425欠測

image002

image004

image004

2013/11/29欠測

image008

image010

 

Cakフィルターの画像で、彩層の底の高温部(プラージュ)の様子も見ておきましょう

image012

2013/10/2225欠測

image014

image016

image018

2013/10/29欠測

image020

image022

黒点の周囲にある高温部(プラージュ)も、黒点と共に通り過ぎていきました。つまり、

活動領域が南北の低緯度から中緯度に連続的に分布していたことがわかります。

 

彩層とコロナの境目をHα線の画像で見てみると、時々、

フレアでスビキュールの絨毯のような雲に穴が開いていたり、

吹きあげられたプラズマが磁力線につかまり、ダークフィラメントやフィラメントなど

プロミネンスが写っています。

image024

2013/10/2225欠測

image028

image030

2013/10/29欠測

image032

image034

 外周には大きなフィラメントなどのプロミネンスはありませんので、

Hα望遠鏡で外周のプロミネンスを見ていたのでは、この活動の激しさをとらえることは

できません。

 しかし、10/2110/27には、スビキュールの絨毯にフレアの開けた穴がいくつも

開いています。そこで、この時の衛星のコロナグラフを見てみましょう。

 

SOHO LASCO C22013/10/2410/27の画像の中から、CMEの写っているものを

取り出してみると、以下の通りです。

image018

image020

image022

image024

image026

image028

image030

image034

image036

image038

image040

image042

image044

image046

image048

image050

image052

image054

以上が2013/01/27の前後の状況です。

 

 

こんな状況は、多少の変動を伴いながら2013/11/24まで続きました。

飛び飛びになりますが、スビキュールの絨毯に穴が開いていた時の写真を

日付の順に、以下に、並べておきます。

image074

image076

image078

image059

 

image082

image084

image086

image064

 

image090

image092

image094

image069

image071

 

image100

image102

image104

image076

2013/11/17 15:36 UT = 2013/11/18 00:36 JST

image078

 

 

 

天候が良くないため、拙宅で写した写真はありませんが、2017/09/07

10年に1度位の大きなフレアがありました。

 

SolarSoftの当日のデータは、次表のとおりです。

 

Event#

EName

Start

Stop

Peak

GOES Class

Derived Position

5

gev_20170906_0857

2017/09/06 08:57:00

09:17:00

09:10:00

X2.2

S08W32 ( 2673 )

6

gev_20170906_1153

2017/09/06 11:53:00

12:10:00

12:02:00

X9.3

S09W34 ( 2673 )

16

gev_20170907_1420

2017/09/07 14:20:00

14:55:00

14:36:00

X1.3

S08W48 ( 2673 )

↑アンダーラインをクリックするとSolarSoftの該当ページへにリンクしています。

ブラウザーの戻るボタンでこのページに戻れます。

この日は活動領域AR12673で、Cクラス以上のフレアが19回記録されており、

上表の3件はXクラスのものです。このうち、リンク先の写真では同じように見え

ますが、11:53UTに始まったものはX9.3にもなりました。

上記のリンクを開くとsolar monitorFe6173Åで、活動領域の黒点の

様子が分かります。

カラスには見えませんが、黒点群は上述の八咫烏の写真に近い形状をしています。

巨大な黒点と翼や腕のように広がった随伴黒点群からなる巨大黒点群です。

chmi_06173_ar_12673_20170906_184641

LASCO C2の写真を見てみましょう

09:10 UT X2.2による CMD

image081

image083

image085

image087

image089

image091

 

12:10 UT X9.3と 14:36 UT X1.3による CMD

image093

image095

image097

image099

image101

と、思われるCMDが発生しましたが、フレアの回数が多すぎて、正確には

対応が特定できませんでした。

 

  このCMEによる太陽風が地球の軌道付近を通過したのは、2017/09/0809

ですが、この時には、メキシコのチアパス州の沖合の太平洋で2017/09/08

M8.2の大地震が発生しました。

過去の八咫烏の写真も参考にしてください。

 

Aのまとめ

活動期で大きなフレアの多発する時期には

大きなフレアの数が、大きなCMEの数の何倍かある  フレア数 > CME

数が多すぎて、どのCMEが、どのフレアで起きたのかは特定が困難

フレアの多い日には、CMEも多い相関関係はありそうなことはわかりますが、

拙宅の観測機材とSOHOの写真とからでは、それ以上はわからない

ということになります。

 

 

(4) フレアの発生で生じるCMEBへ進む

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