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02太陽 

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6. 日面座標へ戻る

7. 望遠鏡が無くてもできる太陽の観察

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8. コロナへの質量放出CME

 

  太陽が、コロナに水素などのプラズマを一気に放出する現象をCME(coronal mass ejectionコロナへの質量放出) といいます。大きいものから小さなものまであり、さらに、フレアによるもの、フィラメント状のプロミネンスが崩壊するときに起きるものなど、いろいろなCMEが起きます。

  大きな爆発的なCMEは、コロナにプラズマの衝撃波が広がります。ここでは、

特に大きなCMEがどのようなものかを見ていただきます。

  小さなものについては、やや複雑ですので、後述します。

 

()比較的大規模なCME

 大きな爆発的なCMEとはどんなものなのか、理解していただくために、

何日も続いた、比較的大きなCMEを見てみましょう

 

@Hα線656.281nm

 はじめは、私が2015/10/222015/10/30の間にHα望遠鏡で写した画像です。

LS-35TD=35mm foep=770mm ISO=400 T=1/45秒 8枚のスタック

ERFHαフィルターの話などは、上述5.(4)のHαフィルターのところを参照してください。

image002

2015/10/2325 欠測

image004

image006

image008

2015/10/29  欠測

image010

このHα線(波長656.281nmの赤い光)で見ている限りでは、

活動期が終わりかけていて、左下に活動領域が見えるほかは、

プロミネンスは、中くらいのものが左右に少し見えている程度です。

 

A遠紫外線の衛星写真

コロナは106K、つまり100万°という非常に高い温度になっていますので、

紫外線で見た方がよく見えます。波長の短い遠紫外線の衛星写真を見てみましょう。

SOHO Extreme ultraviolet Imaging Telescope EIT304(HeU)EIT171(FeTX/X)

ダウンロードすると

image012image0142015/10/24

image016image0182015/10/25

image020image0222015/10/26

image024image0262015/10/27

image028image0302015/10/28

image032image0342015/10/29

image036image0382015/10/30

左の写真よりも、右側の写真の方が波長が短い帯域の写真ですので、

温度の高い所が写っています。

波長の長い方では、Hα線(可視光線で波長の長い方)の写真と大差はありませんが、

波長の短い方には、この1週間を通して、大きなフィラメントや、プラズマを吹きあげる

ジェットが写っています。

 

B衛星のコロナグラフ

衛星の広角レンズのコロナグラフで、もっと、上の方を見てみましょう。

SOHO Large Angle and Spectrometric Coronagraph (LASCO) Telescope

LASCO C2LASCO C3をダウンロードすると、以下のような爆発的な質量放出を

伴いながら、コロナへプラズマを噴出し続けていました。

白い丸が太陽の光球のがいしゅうで、暗い影は遮蔽版とその支持棒の影です。

image040image042

image044image046

右の方に明るいプラズマの衝撃波が広がり始めました。

image048image050

右へ広がるプラズマは、爆風が衝撃波の丸い波面を作りながら拡大しています。

image052image054

衝撃波面は形が崩れて拡散していきます。

image056image058

左右の時刻を比較して見てください。高く上がって来るのに何時間もかかります。

 

C大きなCMEのまとめ

比較的大きなCMEHα望遠鏡には写らなかったのかというと、そうでもありません。大きなCMEの上部に上がった高温のプラズマは、赤い光ではなく、

紫外線で輝くためにHα望遠鏡には写らないことが多いのですが、

噴気の根元の、まだ低温のプラズマはHα線も出しているので

下図のように写ることもあります。上述のCMEについては、以下の通りです。

image060

2015/10/27  09:31JST(00:31UT)

拙宅の望遠鏡は、大規模な爆発的なCMEの始まりをとらえていました。

image034

10:20 JST (01:20 UT)   

フィラメントやループ状ではなく、

ただ上にプラズマを噴き上げるジェットです。

image036

10:34 JST (01:34 UT)

殆ど形状は変化しません。

image034

11:04 JST (02:04 UT)

image040

11:49 JST (02:49 UT)

プロミネンスとしてはとても淡い、目立たない小さなものですが、

大量の質量を上昇させていますので紫外線の領域では以下のような状態に

なっていました。SOHOLASCO C2の同時刻の画像には、

太陽の右下に非常に強い光をコロナが発しています。

image036 2015/10/27 00:00 UT

image038 2015/10/27 02:00 UT

image040 2015/10/27 04:00 UT

この約半日後、に上述の大きな爆発的なCMEが起きました。

 

 以下には、原因がある程度特定できる、いくつかのパターンを見ていただきます。

 

(2)大きなフィラメントが崩壊するときに生じるCMEへ進む

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