Yoshio's pages

Yoshio's Page トップへ戻る

astrophotography 

天体のペ

天体のページの目次へ戻る 

02太陽 

02 太陽の目次へ戻る

6. 日面座標へ戻る

7. 望遠鏡が無くてもできる太陽の観察

(2) 時差へ戻る

 

 

 

(3)手で測る日時計

 

時間を計る最も単純な道具は手

 

 

(注意) 太陽を目で見ると、望遠鏡がなくても、数秒で失明します。

 以下の方法は、角度を測るのに使用し、直視は避けてください。太陽の影を利用して、時刻や時間を計測してください。小学校3年位までのお子さん、特に、女の子は、見ないように説明すると、無理をしても見ようとしますので、絶対に太陽に興味を持たせないでください。角度の概念などは小学校の6年生くらいまでは、たいてい理解できません。また、目を子供の時に傷めると、傷めたことも自覚できません。

 

 (1)(2)で、20世紀の前半まで、太陽を観測することが、時刻、時間、位置を測定することであったことは、少しわかっていただけたと思いますので、いよいよ、時刻や時間測定する基本中の基本の話に進みます。

image002

  腕をいっぱいに伸ばして、手のひらをいっぱいに広げます。団地の建物の右端と3つ目の階段が親指と小指の位置に見えます。その方位を航海用のコンパスで計ってみましょう。

image004

建物の右端の方位は275°

image006

階段の方位は260°です。

ということは、親指と小指の角距離は、

 275°- 260°= 15°ですので、

赤道上の天体は、1時間で左手を開いた小指のところから、親指の位置まで動きます。

 つまり、西洋では片手で1時間。東洋では、片手で半時、両手で1(いっとき)です。

 人の体の寸法は略比例していますので、大人でも、子供でも、男性でも、女性でも、腕をいっぱいに伸ばして、手をいっぱいに開けば、1時間が測れます。

 太陽は、赤道付近に春と秋はありますし、冬至や夏至の時にも南北に赤道から23°26′しか離れません、このため、1時間で進む角距離は冬至や夏至にも春分や秋分の92%ありますので、45分以内の精度で、いつでも1時間とか2時間が測れます。夜には星や月でも測れます。

  おそらくは、この方法で時間を計るのは有史以前から行われてきたものと思われますので、1時間や半時の概念の起源も同様に極めて古い話であると思います。

 

少し慣れてくると、

image008

直角を、片手で4等分することができるようになりますので、これをうまく使い、時間の15分が測れるようになります。つまり、手は時計や分度器として使えます。

 

  指の幅は、人によって差があります。しかし、親指から小指まで、幅の少しづつ異なった指があります。これも使わない手はありません。

image010

 私の場合には、人差し指の爪の幅が略1°です。どうすれば、どこが1°かわかるかというと、次のようにします。カメラを目の横のこめかみに押し付けて、腕をいっぱいに伸ばして、手を撮影します。次に、その写真をPCのモニターに写し、親指の先端と小指の先端の距離を測ります。そして、その距離の1/15になっている指の幅を探します。たいていの方はどれかの指の幅が1°です。私は、中学から山岳部、ヨット部、55歳までヨットの選手兼役員をしていましたので、ロープ類を週に何度かは引っ張っていました。そのせいか、普通の人より指先がかなり太くなっています。でも、爪の幅はそれほど広くなりませんでしたので、人差し指の爪の幅が1°で、中学生のころから変わりません。

 

  つまり、角度の1°が簡単に測れるわけです。このため、これも推測ですが、角度の1°の概念も、有史以前からのものではないかと思っています。何しろ歴史にない昔のことですので、検証のしようがありません。しかし、これで、15°(=1時間)15等分した、1°(=4分間)も測れます。

 

(1) 私は、天体写真を写すときに、この手の時計や分度器を使って、天体の方位、高度、赤経、赤緯の概略の位置を測り、天体を見つけたり、あと何時間であの建物に隠れてしまうといった計算をしたりしています。概算ですが、秒速で測れますので、経緯台や赤道儀の文字盤を読んでいるよりもずっと早く測れます。特に、真冬の天体観測では寒いので、手早く作業を済ますのに大変役立ちます。

 

 

薄曇りの日の、太陽の動き

   日差しの強い時にまねをすると、目が火傷を負い、カメラも壊れます。

   薄雲越しに太陽が見えてまぶしくない時に観察してください。

   カメラには1/1,000に光を弱めるNDフィルターをかけてあります。

image029

1時間で略片手を開いただけ、太陽は動きますので、1時間51分で片手の幅二つより

ちょっと少ないくらい、太陽が移動しました。

 

 

  このようにして、手で時間を計る方法の精度でも、太陽の見える方向から、今だいたい何時かくらいは、わかります。慣れれば、30分程度の精度で、太陽や日影の方向から時刻が分かります。これで、日常生活には殆ど支障がないものの、分単位の精度を求められると、正確に時間や時刻は測れません。そこで、手に替わる、もう少し精度の良い目盛りがほしくなります。

  また、なんといっても太陽がまぶしくて、それを見るのは危険です。時刻を知りたい時に、都合よく薄雲がかかっているとは限りません。

 

(4)円盤型日時計へ

02 太陽の目次へ戻る

天体のページの目次へ戻る 

Yoshio's Page トップへ戻る

 

 

 

Yoshio's pages の通販サイト

あせいあん

蛙聲庵 では

四つ葉のクローバー 

image001image009image026image007

紙の分度器 

image011image013image015image014

日時計の文字盤 

image008image017image021image019

の通信販売を始めました